ルーツは日本のジャズ喫茶?アメリカで「リスニングバー」が大流行
「リスニング」の名を冠するだけに、音楽が重要な要素となるリスニングバーでは自然と会話が少なくなる傾向がある。
「会話を抑制」し「音楽に集中」させる環境づくりは、近年のアメリカの大衆文化の中では珍しいのかもしれない。
また、ストリーミングが主流となった今、現場で音楽を楽しむ時間は特別なものになりつつある。
極めて気軽に音楽を聴ける環境に育った若い世代にとって、こうした体験がむしろ斬新に感じられるのだろう。口コミやSNSのコメントを見ても、かなりウケていることが分かる。
その場でしか聴けない音、楽曲との出会い。音楽との距離が近くなったからこそ、心を掴まれるものがある。
いつでもどこでも聴けるようになった音楽。あなたが最後に“浸った”のはいつだろうか?