木のオブジェかと思いきや、実はとってもサステナブルな「発電機」
高さは5~10メートルほど。
国家電力網を経由せずに、建物の既存電気システムに直接エネルギーを供給できるそう。1つの葉で年間最大1,000kWhの電力が生み出され、36枚の葉を持つもので年間最大36,000 kWhの電力生産が可能だ。
価格は、1枚の葉を備えたもので€795(約12万円)、36枚のもので€51,990(約830万円)、さらに、風力と太陽光の両方を利用するハイブリッド版で€24,500(約390万円)とのこと。
New World Windは、エネルギー持続可能性ソリューションプロバイダーとして業界誌に認められており、すでに世界各地に130台のデバイスを設置している。
例えばこんな場所に……
本物の木と並べて設置されたり、
光に照らされてイルミネーションのように見えたり。
木の根元にベンチをつければ、人が集まる憩いの場にもなりそう……!
今後、米国を始めとした世界への拡大も見込まれている。再生可能エネルギーを生み出す風の木が、より一般的な光景となる日はもうすぐそこまで来ているのかもしれない。