この紙、巻くだけで何かが起こる!

ちょっと持ってみましょうかね
(これヒント)

いかがでしょう。立派な社会人として、これが何か想像できましたでしょうか(ちなみに私はわかりませんでした)。じつは、もうこれほぼその答えの状態になっています。

もはや完成してる。

では、暗転してみます!

そう、懐中電灯です。

巻くだけで光る「紙」

この紙「paper-torch」は、銀粒子を使った特殊インクをプリントすることで電子基板になるという技術でつくられた「紙」の懐中電灯。

ボタン電池2個とLED7個が付いていて、紙の巻き具合で光の加減まで調整できるのです。紙をゆったりと巻けば柔らかくぼんやりした光になり、 きつく巻くと強く光って狙ったところを照らしてくれます

さらにLEDを接着面を表に巻くか裏に巻くかで、 光の色合いも変わるようです。

ちなみに紙は、選挙の投票用紙にも使われる紙の専門商社「竹尾」のユポ紙。だから折りグセがつきにくく、耐水性もあるため、紙といえど長く使えるようです。

デスクランプとしても、ペンダントライトとしても使えちゃう。軽いからキャンプや有事の際にも活躍しそうですね。

1枚の紙をただ巻くだけでまさか懐中電灯になるとは、すぐには想像できないはず。社会人歴を積み上げても、想像力はまだまだ足りていないみたい。そもそも想像力って、きっといつまでも養い続けていく必要があるのでしょうね。

おじいちゃんおばあちゃんになったとき、死ぬ間際にこれまでの人生を思い返して飛び立つよりも、来世のことを想像しながら、飛び立ちたいもんだなぁ。

Top photo: © 2017 Akihiro Yoshida
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